ひきこもってた時から見ていたブログが閉鎖してた

40代引きこもり女性の方のブログで
私が家から出ることができずに悩んでいた時に見つけた

その人の親はいわゆる毒親で
幼少期から親のおかしさに振り回され
大学進学、就職などの人生の転換期にも親の邪魔が入り
そのまま引きこもりルートに入ったという感じで
引きこもりになったきっかけが私と微妙に違うけど
人生を諦めた感じがブログから漂っていて共感しながら読んでいた
(しかも文章もうまく意見も的確だから読みやすかった)

薬が効いて外出できるようになったあとも
その人はどうしてるのかなと時々読んだりしてた

…けど、今年の8月くらいから
その人の親が認知症のようになり
家計を支えていた兄弟も帰ってこなくなったと書いていた

何かコメントを入れた方がいいだろうかと思ったけど
私がその人にできる事なんて
せいぜい、気休めになるような言葉を言うとか
ネットで調べたら出てくるような知恵しかないから助けにならない
逆に迷惑になるよな…と思ってコメントは入れなかった

…だけど、別の読者が「困ってるならお金をあげようか?」
などという不躾なコメントをしてたみたいで
その人が物凄く怒りをあらわにしていて
ブログの文面がかなり荒れていた

そのあと、全てを諦めたといった記事を投稿し
しばらく更新はなくて少し気になっていたけど
9月の終わり頃に「毒親を振り切って人生をやり直したい」という
前向きな記事を投稿していたので安心した

そして、そのあともう一度読みに行ったら閉鎖してた

感情がジェットコースターのように切り替わってからの
ブログ閉鎖だから「大丈夫か?」と思ったけど
気持ちが前向きに変わったから 
嫌な過去を消したいという感じでブログを消したのかなあと思う

かなりブランクが長いから簡単にはいかないと思うけど
その人が親から逃げてやり直せてたらいいな…



にしても、個人ブログって不思議だ

なんていうか
規模の大きなブログとはまた違う深さを感じる 
何人もの人の人生を近くで眺めてる感じで
色んな人に出会った気持ちになる
(私は会話が苦手だからコメント入れられないけど…)

かくいう私も
ブログという形で自分の人生をこうやって綴ってるけど
自分が一人前になり生きていけるようになって
気持ちが安定したらこのブログを書く回数も減るだろうなあ…
たぶん閉鎖はせずに放置か…

このブログは引きこもり時代からの私の記録
引きこもり時代の苦しみと孤独感と
引きこもり明けの喜びやらが詰まってるから残しておきたい

「こんな事があったなあ」と笑いながら
自分のブログを読み返せる日が来たらいいなあ